チワワのてんかん

てんかんとは、てんかん発作をくり返し起こす脳の病気のことで、
「特発性てんかん」と、「症候性てんかん」に分けられます。
てんかん発作には、意識がなくなって倒れ全身を痙攣(けいれん)させるものから、
体の一部分だけがピクピクと痙攣するものまで、様々な程度があります。

★特発性のてんかんとは、原因がわからず、脳内に何ら異常が見当たらないてんかん発作を「特発性てんかん」という。
遺伝的な要因がもとで起こるともいわれています。
発症時期は1~5歳までの比較的若い時に多いそうです。

★症候性てんかんとは、脳内の病気が原因で起こる発作を「症候性てんかん」という。
脳腫瘍や脳炎、水頭症などの疾患が原因に挙げられ、1歳未満の子犬や5歳以上の高齢犬に多いといわれています。

★てんかん発作★

突然つっぱったようになり倒れます。
意識がなくなり、口から泡をふき出します。 
尿や便が出てしまうこともあります。
通常30秒以内でおさまります。

発作は一度だけで終わることがほとんどですが、
何度も連続してくりかえされる場合は、命にかかわることもあります。
できるだけ早く病院へ連れていきましょう。

原因として考えられるのは脳炎、脳腫瘍など脳自身の問題と低血糖、低カルシウム症、低酸素症、高カルシウム血症、ストレスなどがあげられます。
しかし原因が分からない場合も多く、一概には言えません。

~検査方法と治療~

てんかんそのものを治すというより、その他の病気を全部除外することで行います。
一般身体検査、血液検査、レントゲン検査、超音波検査、CT検査などで調べても
病名がつかない場合は、てんかんの可能性があります。 

脳波検査は重要な情報を与えてくれることもあります。
また、心臓機能不全(発作)によってもてんかん様の症状を示しますので
区別が獣医師によって必要です。

膨大な数ある抗てんかん薬の中から有効に発作を抑えてくれる薬を気長に探します。

~予防方法~
 
先天性のてんかんはありません。
後天的なてんかんは、その元となってる病気に対する予防を心がけましょう。

~もし、愛犬が「てんかん発作」を起こしたら・・・~

決して犬を無理におさえたり、触ったりしてはいけません。
慌てずに犬が発作で動き回ってケガをしないよう周囲に気を配り、
様子を見守りましょう。
症状やけいれんの時間、発作後の状態は、診察する上でかなり重要な手がかりとなります。