チワワ 肛門腺について。
肛門腺(肛門嚢)とは・・・
肛門のすぐそばの時計の文字盤でいう4時付近と8時付近に穴が開いていて、
そこから中の分泌物が出てくるようになっています。
この分泌物は便や尿とは異なった匂いがして、
普段は仲間同士の挨拶や性的な匂いの主張とも言われています。

自宅でシャンプーされている方は肛門腺のことを知らない方が多いようです。
肛門腺の分泌物にはいろんなタイプがあります。
1、とんかつソースタイプ。
2、からしマヨネーズタイプ(1のカラーバリエーション)。
3、ウスターソースタイプ。
4、低カロリーマヨネーズタイプ(3のカラーバリエーション)。
5、味噌タイプ。
味噌タイプは特に要注意みたいですね。
穴が詰まっていますのでなかなか出てきません。
肛門腺が溜まるかどうかはその子の体質によります。
率で言えば、圧倒的に小型犬に多く、大型犬は少ないです。
そもそも肛門腺の分泌物はウンチをした時に
「僕のウンチだよ~」と言うマーキングのための分泌物です。
つまりウンチをした時に自然に出るものなんですが、
小型犬は括約筋が比較的弱く溜まりやすいのです。
では、肛門腺を絞らずに、ほうっておくと、どうなるのでしょう・・・?
肛門腺の炎症がひどくなると、お尻から出血したり皮膚炎を起こしたりしますが、
症状が著しい場合は肛門嚢が腫れてしまって周囲の皮膚が盛り上がり、
触ると痛がるうになります。
それは肛門嚢の内部で細菌感染をおこして膿をもっているような
状態になってしまった可能性があります。ひどい場合は腫れが破裂してしまい、
お尻の皮膚に穴があいて出血や膿のようなものが出てきてしまいます。
放っておくと炎症が広がったり、便中の細菌に感染してしまいさらに治りにくくなります。
また肛門周囲の病気には腫瘍や直腸脱(肛門から腸がでてきてしまう)等、
他の病気の可能性もあるのでおかしいと思ったら早めに動物病院に連れて行きましょう。
肛門腺の絞り方のコツは・・・
尾を片方の手で持ち上げ、ティッシュやトイレットペーパーを当てながら
挟んだもう片方の手の指で肛門斜め下部を押さえます。
押さえた部分を奥から手前に絞り出す感じでギューッと、
少しつまむ様な感じで絞ると肛門からくさい分泌物が出てきます。
徐々に力を加えていって、肛門腺が出る力加減を見つけて下さい。
急に飛び散る可能性もありますのでお風呂場などで
シャンプーの前に絞ってあげるとよいですよ。
